ずっと作りたかった蔵書印(蔵書票)
「茶房 高円寺書林」さんのおかげで作るきっかけを頂きました。
蔵書票とは
本の見返しに貼って所有者を記すためのもの。
(だから本来の蔵書票には名前が記載されています)
起源は古く、15世紀のヨーロッパにあると言われています。
書物がとても高価で貴重だった時代には
本の管理のために生まれたのだそう。
蔵書票には、よく「Ex Libris(エクスリブリス)」と書かれていますが、
これはラテン語で「蔵書からの一冊」を意味するそうです。
その制作技法も
エッチング、木版、リトグラフ、シルクスクリーンなどさまざま。
世界中にコレクターもたくさんいます。
ツメサキの蔵書印(蔵書票)は
ゴム版手彫りのちいさなもの、
すっきりシンプルで緻密さはありませんが、
ちいさな本にそっとしるしとして使っていただけたらうれしいです。
自分の本です、の しるしに
ペタリとちいさな紙切れを貼る、
なんだか静かでちょっぴり知的で
そしてなによりも、本を大切に扱う気持ちが
素敵だなと思ったのでした。
■ ツメサキのちいさな蔵書印 ■
高円寺書林さんにお届けしたもの
*20mm.×20mm.サイズ*
栞 / 猫の後姿 / 分厚い本 / つけペン で すらすら
インク と ペン / 黒猫 / 鳥 / フクロウ
*15mm.×15mm.サイズ*
黒猫の顔 / 豆 / キラリ
「蔵書」 / ペン / バラ
高円寺書林さんにはお届けできませんでしたが
1枚1枚てづくりのツメサキオリジナルのちいさな蔵書票も展示販売予定です。