新美南吉童話の新しい栞ができました。

童話「おじいさんのランプ」をモチーフに
手彫りで仕上げたはんこを捺して作りました。(オフセット印刷)
ノスタルジックな雰囲気に仕上がりました。
ぱっと燃える朱色の炎が気に入っています。



--- ランプ、ランプ、なつかしいランプ。
    やがて巳之助はかがんで、足もとから石ころを一つ拾った。
     そして、いちばん大きくともっているランプにねらいをさだめて、力いっぱい投げた。
     パリーンと音がして、大きい火がひとつ消えた。
    「お前たちの時世じせいはすぎた。世の中は進んだ」
    と巳之助はいった。
    そしてまた一つ石ころを拾った。
    二番目に大きかったランプが、パリーンと鳴って消えた。
    「世の中は進んだ。電気の時世になった」
                                                      新美南吉「
おじいさんのランプ

おじいさんのランプ」は
ランプの時代から電気の時代へと
世の中がうつりかわる時のなか
田舎町のひとりのランプ屋のお話です。
(原文を読みたい方は
コチラでご覧いただけます→

世の中の流れがますます早くなっている今日、
このお話をあらためて読むと
いろいろな感情が胸に湧きます。
便利になることのよろこび、
古く廃っていくものへのさみしさ。

紙の栞も
もしかしたら(もしかしなくても)
もう流行おくれのちっぽけなものかもしれませんね。
でも、私はやっぱりなんだか、好きです。
身近で身軽な感じ。
本屋さんで本を買ったとき
なにげなく入っている紙の栞。
(気にもとめないうちに自然に使っていたりします)
また旅行先で買い求めた
観光地の写真やイラストがついたお土産の紙の栞。
(もったいなくて使えないまま、何年も経ってしまったりしました)



身軽ではありますが
きちっとした硬い上質の紙を使用いたしました。
紐の部分は「ごん の 栞」とお揃いのサテンリボンです。
いろいろなお色をご用意いたしました。
2枚セットでの販売になります。

昨日紹介させていただいた
知多半島観光物産展「夏まつり」inセントレアでも、
販売予定です。

近日中に新美南吉記念館にもお届けいたします。
また 他にお取扱い店舗が増えましたら
こちらでお知らせさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。