今日はちょこっとだけ
ninoさんの中崎荘、301号室の中をご紹介したいと思います。
大好きなマッチ箱をテーマに
幼い頃のあこがれをいっぱいにつめた宝箱をつくりたくて、
あれこれ、ささやかにこだわって
箱から手づくりしてみました。
ちいさいほうは、3cmちょっとの大きさ。
ほんとうにミニミニサイズです。
マッチ箱と言っておきながら、マッチ棒も入りません…。
切手入れなどに使っていただけたらと思います。
◆ ちいさなマッチ箱の中のたからもの ◆
中には、消印つきのチェコの切手と
かわいい割りピンを入れました。
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そして、大きいほう。
大きいと言ってもマッチ箱サイズ。
でも、こちらにはちゃんとマッチ棒も入ると思います。
◆ マッチ箱の中のたからもの ◆
仔リス、ヨットのチャームつき。
中には、ドロップスみたいなガラスの釦、
アンティークキー、
そしてツメサキのちいさな積み木はんこを2つ入れました。
↑ひそかなこだわりは
活版印刷の活版でつけたちいさなちいさな★マーク。
うすく透き通ったトレーシングペーパーの質感を
お楽しみいただければと思います。
ボタンはこんなふう。
それぞれの箱によって、入っている色が違います。
ほんとうにドロップスみたいで、おいしそうでしょう??
ボタンシートを作るのも、密かなあこがれでした。
甘くなりすぎないように、シンプルにまとめました。
ボタンシート、また作りたいです。
こちらは、バラの布を貼ってつくりました。
↑ポイントに使った小さなカボションも、たからものです。
中には、ドロップスのガラス釦。
ちいさな木製のリンゴ
アンティーク加工したちいさなピンチ。
そして、ツメサキの積み木ハンコが詰まってます。
まだ箱に入るまえの、積み木ハンコたち。
出番を待っています。
小さい頃(そしてじつは、今も)、
たからものだったあれこれを、ハンコにしてみました。
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◆ 振り子みたいな、銀のナンバートップス ◆
アンティークみたいに、
古びた感じのナンバートップがあったらいいな
と思って作ってみました。
数字は活版で捺しています。
なにに使うの?といわれると、ちょっと困ってしまいますが
ちいさなちいさな瓶の中で、数字がゆらゆら揺れます。
次々揺らして眺めていると、砂時計を見ているときのような
なんとも言えないゆったりした気持ちになってきます。
小窓に飾ってもかわいいかも。
とりだして使うこともできます。
アクセサリーなどを作る方には
ぜひパーツのひとつとして使っていただきたいです。
古びていますが、純銀製です。
↑一粒、一粒は、おこめのようにちいさいです。
お気に入りの数字がみつかりますように…。
*
このほかにも、
幼かったころ、「捨てなさい」と言われても
どうしてそんなふうに言われるのかわからなかった、
ちいさくて、ささやかな
大切な大切なたからものを思い出しながら、
いくつかの作品を作ってお届けしました。
*
あんまりちいさいものばかりになってしまい、
お客さまも、さぞ見にくいだろうと思って、
カタログ的な、ミニブックを作って一緒にお届けしました。
しかし、なんてこと!
ミニブックもちいさすぎて見にくいのです!
とことん自分はちっこい人間なのだと気づかされました…。
けれど、じっくりじっくり、自分の手で、
ささやかなたからものを作り出す作業は
とても楽しかったです。
ninoさん、ありがとう。
「ヒミツの宝箱展」は、9/1スタートです。